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ビデオカメラの電源製作
 
作成:2004.11

 
 
事の発端
 
 様々な天体現象(特に掩蔽観測)に活躍してきた初代液晶ビューカム(VL-HL1、シャープ製)は、発売後10数年を経た現在も私の観測には欠くことのできないバリバリ現役の機材です。
 ところで、悲しいかな専用バッテリーは本体よりも早く寿命を迎えてしまうため、これまではそのたび3〜4年おきに専用バッテリー(¥6k〜8kぐらい、それなりに高い…(T_T))を新規購入してしのいできました。今回、手持ちの専用バッテリーが全てお亡くなりになったのを機に、汎用の鉛蓄電池を用いたビューカム用電源を自作してみました。さすがにこれ以上高価な専用バッテリー(シャープさんではまだ取り扱ってくれてはいるのですが…)を購入するのもいやになったので。無論これはメーカー保証対象外の改造行為ですので、おきまりですが以下の内容を参考にご自身の機材を改造したとしても私は一切の責任を負いません。
 
 
作成前の準備
 
 VL-HL1のACアダプターを見ると、ここから本体へDC6Vを供給しているようです。問題は本体への接続ケーブルで、単純なプラグインではなくて、専用の特殊なコネクター形状をしています。この部分を自作するのはいくらなんでも不可能でしょう。
 一番すぐに思いついたのは、このケーブルのACアダプターへ差し込む部分のプラグ形状にあうサイズのメスジャックを探してきて6V鉛蓄電池とつなぐというプランでした。ところが、秋月電子さんからバッテリーと一緒に何種類かのプラグ・ジャックを取り寄せてみたところ、ぴたりと合うサイズのものがありません。こちらも特殊形状なのでしょうか?
 仕方ないので、接続ケーブルを途中で切って配線することにしました。失敗してもいやなので(それほど電気工作に強くないし…(^_^;))、念のため予備の接続ケーブルを取り寄せておこうかと考え、シャープさんにメールで値段を問い合わせてみました。するとなんと!「部品コード0055120532 価格¥4000(税抜き)です」という返事が…。バッテリー同様に未だに入手できる事自体はありがたいことなのですが、やはり結構高いではないですか!「ならば、オークションで探してみよう」ということでヤフオクを漁ること数日間、何とか本体・付属品一式の中古品を送料別\2,200(安…)で入手できました。これなら失敗しても大丈夫?です。
 
 
いよいよ作成
 
 といってもたいした工作ではなく、ぶちっと切ってワニ口クリップを付けただけ。プラグ変換してジャックでつなぐことも考えたのですが、使用する度に「あの時のはんだ付け、極性間違ってなかったよな…?」と不安に駆られるのもいやなので、精神衛生上これが一番安心かなと(爆)。
 
 むしろ、バッテリーケースの方が凝ってたりして。うまい具合に、持ち運びに便利な取っ手の付いたプラスチック製のカゴを近くのホームセンターで見つけました。バッテリーを2個入れると、真ん中に改造接続コードがすぽっと収まる感じになりました(間仕切りに段ボールを折って入れてあります)。
 
 夜露対策をかねてフタも作ってみました。充電にはDCワーク用充電器を流用したかったので、これに合うジャックも取り付けました。
 
 この充電器は本来12Vバッテリーを充電するためのものなので、今回作った6V電源をそのまま充電するのは無理ですが、どうせ予備用にもう一個カゴに入っているのですから、2個を直列に配線して(写真ではややわかりにくいですが、バッテリー間で一箇所端子を直結してあります)充電すれば、2個とも充電できて一石二丁というわけです。
 
 早速充電してみます。テスターで測ってみると、ちゃんと電圧がかかっています。
 
 たっぷり充電してから改造接続コードをつないでみると、無事VL-HL1が動作しました\(^o^)/。やれやれ、これで今後の観測も当面は安心できそうです。
 
 

 
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